フォトライブラリーにおける2015年の販売実績分析の続き。今回は海外ロケ編。
前回までの記事 【フォトライブラリー】2015年販売実績のまとめと分析
2015年の海外ロケの国別販売ランキングはトップ3は以下の通り。
ドイツ
タイ
シンガポール
ここで特筆すべきはシンガポールだろう。観光資源も少ないにもかかわらず結構売れている。
国別の販売期待率を調べてみると、シンガポールはやはり期待率が高かった。因みに販売期待率とは100枚登録して1年間に売れる枚数の率のこと。国ごとの販売数を登録数で割って算出するのだが、販売数は当サイトで独自に推計している。
シンガポール3.6%、ドイツ2.5%、タイ2.2%
シンガポールは100枚登録があれば年平均3.6枚の販売が期待できるということになる。海外の中では最も販売効率は良いと思われる。しかし年間販売数も多くないので注意。
国内についても同様に、県別に販売期待率を算出している。残念ながら、海外の販売期待率は国内と比べて総じて低くなっていた。フォトライブラリーでは海外の写真より国内の写真のほうが販売期待率が良いということが分かった。海外ロケ写真は登録数が比較的少なく、競合もあまりないだろう。しかし需要が少ないため販売期待率が下がっていると思われる。
フォトライブラリーにおける2016年の戦略としては、国内写真の登録は継続するが、海外ロケ写真の登録は抑えていくことにする。海外はシャッターストックを中心に展開していく。