ソニーがプロ向けフルサイズミラーレス一眼カメラ「α9」を発表。ストックフォト的に買いなのか検証しよう。
「α9」と比較するのは当スタジオでメインで使用しているニコンのフルサイズ一眼の中級機「D750」。
画質は同等
α9は積層型センサーを売りにしているようだが画質を大幅に向上させることはなさそう。どちらも約2400万画素で画質(DxOMarkのスコア)はほぼ同じになるだろう。
携帯性も同等
ストックフォトではやっぱ携帯性が重要なので、大口径標準ズームを付けたときの重量を比較する。意外にその差はわずか100gとこちらもほぼ同等。D750のシステムってミラーレスと比較しても意外と軽いのね。マイクロフォーサーズになるとさすがに軽いけね。
α9 本体588 g+レンズ886 g=合計1474 g
D750 本体750 g+レンズ825 g=合計1575 g
EM1Ⅱ 本体498 g+レンズ382 g=合計880 g(参考)
コスパはD750が圧勝
α9の販売価格予想が50万円、D750は15万円とコスパは圧倒的にD750が優れる。
結論:α9はなし
ミラーレスの唯一の利点と思っていた携帯性も大したことない。そしてコスパで圧倒的に劣るα9はストックフォト的にはなし。